生涯現役“精子力”アップの処方箋(3)大量の飲酒は“女性化”につながる ツイート 2013/08/30 暴飲暴食による体形の変化も「精子力」の衰えを知るうえでのバロメーターになるという。 前出・山中医師が語る。「大量の飲酒は肝臓に大きな負担をかけます。肝臓は、男性の血中にも流れる余分な女性ホルモンを体外に排出する働きがある。ところが、肝臓の働きが鈍ると不要な女性ホルモンが全身を巡る結果となり、皮下脂肪が増えて、すね毛が薄くなります。そういう女性的な体になるのは、テストステロンと精子の生産量が減少した証しなのです」 だがその一方で、食べ過ぎにさえ注意すれば、いわゆる「精のつく料理」は精子力のアップにつながるという。山中医師が続ける。「高コレステロール食品は全て、精子力を高めます。特に摂取すべきは、動物性タンパク質を含むモツ類、卵、うなぎ、豚肉。豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は、カルシウムの吸収を助け、豊富なB12は陰茎海綿体の充血度を高めます。カルシウムは自律神経の中の“夜の安らぎをつかさどる神経”、副交感神経を刺激して、勃起力を高めてくれます」 こうした日常生活のあしき習慣を改めれば、直ちに精子力のアップになると言えそうだが、一番の良薬は「女性に対する興味」が、男性ホルモンの活性化には、不可欠なのだという。山中医師の「女性を口説く過程や女性の体、セックスに関心が薄れると、性欲中枢が刺激されずネガティブフィードバックが起こる」という指摘には、67歳の新婚・山本氏も大いに賛同する。「私と同世代でいまさら女房とセックスできないという人は、他の女性を口説いてみてください。新鮮さゆえの興奮で脳と精子が元気になりますよ。私は新婚なので女房としますが(笑)」 ただし、射精をする回数も、闇雲に放出さえすればいいというわけではない。年齢に応じた適正回数があるという。山中医師によれば、「『9倍法の計算表』を参照してください。50代であれば50に9を掛け算します。答えは45。50代は40日に5回は射精する必要があるということ。射精する際はオナニーでもかまいませんが、セックスはオナニーでは得られない性的刺激を受けられるため、ポジティブフィードバックのラインが強くなることは確かです」 50歳以上の男性こそ、セックスに励むのが、精子力アップ、ひいては若さの秘訣と言えそうだ。前出・山中医師が言う。「精子が元気ということは、精巣機能が順調で、なおかつテストステロンの分泌も盛んということ。テストステロンは体の60兆個の細胞の指揮者。テストステロンの分泌量の多さと、全身60兆の細胞の機能向上はイコールですから、精子の健康は体の健康に直結します。体と精子の健康のためにも、性生活に励みましょう」 子作りのためのセックスからアンチエイジングのための楽しむセックスへ。熟年の性を謳歌することが健康の一番の近道ということか。 タグ: オナニー,女性化,無精子症,精子力,週刊アサヒ芸能 2013年 8/29号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [東京都] [岡山県] [静岡県] [沖縄県] [茨城県] [群馬県] [岐阜県] [三重県] [茨城県] [栃木県]
暴飲暴食による体形の変化も「精子力」の衰えを知るうえでのバロメーターになるという。
前出・山中医師が語る。
「大量の飲酒は肝臓に大きな負担をかけます。肝臓は、男性の血中にも流れる余分な女性ホルモンを体外に排出する働きがある。ところが、肝臓の働きが鈍ると不要な女性ホルモンが全身を巡る結果となり、皮下脂肪が増えて、すね毛が薄くなります。そういう女性的な体になるのは、テストステロンと精子の生産量が減少した証しなのです」
だがその一方で、食べ過ぎにさえ注意すれば、いわゆる「精のつく料理」は精子力のアップにつながるという。山中医師が続ける。
「高コレステロール食品は全て、精子力を高めます。特に摂取すべきは、動物性タンパク質を含むモツ類、卵、うなぎ、豚肉。豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は、カルシウムの吸収を助け、豊富なB12は陰茎海綿体の充血度を高めます。カルシウムは自律神経の中の“夜の安らぎをつかさどる神経”、副交感神経を刺激して、勃起力を高めてくれます」
こうした日常生活のあしき習慣を改めれば、直ちに精子力のアップになると言えそうだが、一番の良薬は「女性に対する興味」が、男性ホルモンの活性化には、不可欠なのだという。山中医師の「女性を口説く過程や女性の体、セックスに関心が薄れると、性欲中枢が刺激されずネガティブフィードバックが起こる」という指摘には、67歳の新婚・山本氏も大いに賛同する。
「私と同世代でいまさら女房とセックスできないという人は、他の女性を口説いてみてください。新鮮さゆえの興奮で脳と精子が元気になりますよ。私は新婚なので女房としますが(笑)」
ただし、射精をする回数も、闇雲に放出さえすればいいというわけではない。年齢に応じた適正回数があるという。山中医師によれば、
「『9倍法の計算表』を参照してください。50代であれば50に9を掛け算します。答えは45。50代は40日に5回は射精する必要があるということ。射精する際はオナニーでもかまいませんが、セックスはオナニーでは得られない性的刺激を受けられるため、ポジティブフィードバックのラインが強くなることは確かです」
50歳以上の男性こそ、セックスに励むのが、精子力アップ、ひいては若さの秘訣と言えそうだ。前出・山中医師が言う。
「精子が元気ということは、精巣機能が順調で、なおかつテストステロンの分泌も盛んということ。テストステロンは体の60兆個の細胞の指揮者。テストステロンの分泌量の多さと、全身60兆の細胞の機能向上はイコールですから、精子の健康は体の健康に直結します。体と精子の健康のためにも、性生活に励みましょう」
子作りのためのセックスからアンチエイジングのための楽しむセックスへ。熟年の性を謳歌することが健康の一番の近道ということか。