倦怠カップル必見「寝取られブーム」（２）妻のAVを同僚に自慢

　もともと性的に好奇心が旺盛だった緑さんがAV出演を決意したのは、知り合いからスカウトされたからだった。

「私、本当にエッチなことが好きというか、探究心の塊っていうか。そういう性癖を知っていた知り合いのママ友から『AV出ない？』って誘われたのがキッカケでした。そのママ友も出たみたいで、私も勢いに押されて（笑）。抵抗もまったくなかったですね。逆にワクワクしてました。よく皆さんが言うじゃないですか。『あれは本番してない』とか、『あれは本番してる』とかって。本当はどっちなのかを知りたいのもありましたね。もちろん、ウチの人にも言って了解を得ました」

　いきなり、AV出演を切り出された正夫さんは、意外にも即答でOKしたという。

「僕もそういう他の人に抱かれるという話を聞いてると興奮してきちゃうんですよ。そもそも妻と手をつないだだけで勃ってしまうんですから、よけいにですよね」

　妻の寝取られ姿に興奮する夫がAV出演を後押ししたというのだ。

　だが、AV出演はその後の夫婦のセックス生活に大いなる潤いを与える結果になったという。緑さんが顔を赤らめつつも話してくれた。

「家に帰ってからは、旦那に『すごく楽しかった』って話をしました。それで2人で現場の再現、じゃないけど、女優と男優のマネしてエッチして。それで最後は、やっぱり旦那のがいちばん気持ちいいって（笑）。お互いに興奮したのかもしれませんね。初めて映像に映った自分を見て、自分のセックスを見て、ちょっと恥ずかしかったけど‥‥」

　しかも、緑さんが出演した“寝取られAV”が販売されると正夫さんは、思い切った行動に出た。

「いや、出来上がったビデオをあまりにもかわいいんで、AVのブツを持って職場の人たちに自慢してやりましたよ。『うちの奥さん、かわいいだろ！』って。そうしたら妻が出たAVが売れる売れる。それが職場だけでなく、ネットでも急に売れだしたんだよね。どうも『アソコの奥さんがビデオで出ているらしい』と口コミで広がって、買ってくれた人たちがネットとかに書き込んだりして。そういう反応を見ながら、また2人でビデオ見ながら何度もヤッたりしました」