吉高由里子 「蛇にピアス」で挑んだ壮絶カラミ映画をプレイバック(3) ツイート 2014/04/03 シバはルイに刺青を施しながら、ふと、野獣のような表情を見せた。タトゥー台にルイの顎を乗せて固定し、革の拘束具で両手を縛る。きつく首を絞められて泣き叫ぶルイ──、 「お前見てるとSの血が騒ぐんだよね」 冷酷に言い放つシバに対し、ルイも声を上げる。 「お願いだから早く挿れて!」 シバは前戯もなく、バックから強引に即挿入する。その“ブッ込み”に対し、ルイは一瞬でエクスタシーに達した。 「ああんっ‥‥あっ、あっ、あっ!」 シバの腰がグラインドするたび、恐怖や苦痛ではない涙が目からこぼれていく。 また別のカラミのシーンでは、むしろルイが主導権を握るように口にする。 「アタシ、ノーマルでもイケるから‥‥」 この変幻自在なスタイルが「小悪魔女優」としての吉高の本領発揮だろう。 「強烈な女優魂を感じさせる人ではない。今回の朝ドラにしても『私でいいのか、まったく自信がない』と漏らすんですよ。さらに『10年後も女優をやっているかわからない』とも。ただし、目の前の仕事は全力でこなすし、この『蛇にピアス』でも、もっと踏み込んだヌードシーンになってもいいと思っていたそうです」(コトブキ氏) 映画は恋人のアマが何者かに惨殺されたことから急展開する。その死体は全身にタバコの火が押しつけられ、手足の爪を全て剥がされ、陰部にはお香が差し込まれている。 そのお香は、彫師のシバの店にあるものと同じ。アマを殺したのはシバなのだろうか‥‥。そんな疑念を持ちながらも、ルイは再びシバに抱かれる。 「大丈夫、アマを殺したのがシバさんであっても、アマを犯したのがシバさんであっても」 それはルイが見いだした結論である。全編で実に6回ほど繰り広げられたハードなカラミを、秋本氏は高く評価する。 「入れ墨が入ってのセックスシーンは、さらにそそられるものがありました。彼女の華奢だけど動きがしなやかな裸には、背中でうごめく龍と麒麟が絶妙にマッチしていた」 この衝撃作をきっかけに、吉高はメジャーな映画、ドラマ、CMに欠かせない女優に成長。ただし、セクシー描写はこの1本きりである。 「あれから6年がたって、奔放な男性遍歴で磨かれたボディを、もう1度、見せてほしい」(秋本氏) かつて大竹しのぶは朝ドラヒロインに抜擢されながら、映画での初ヌードを同時にこなして話題になった。吉高が大女優への階段を上るためにも、2度目の“壮絶なカラミ”をぜひとも期待したい。 タグ: NHK,井浦新,吉高由里子,朝ドラ,蛇にピアス,ARATA,花子とアン,週刊アサヒ芸能 2014年 4/3号,高良健吾 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [北海道] [山口県] [東京都] [新潟県] [静岡県] [栃木県] [宮城県] [岡山県] [三重県] [長野県]
シバはルイに刺青を施しながら、ふと、野獣のような表情を見せた。タトゥー台にルイの顎を乗せて固定し、革の拘束具で両手を縛る。きつく首を絞められて泣き叫ぶルイ──、
「お前見てるとSの血が騒ぐんだよね」
冷酷に言い放つシバに対し、ルイも声を上げる。
「お願いだから早く挿れて!」
シバは前戯もなく、バックから強引に即挿入する。その“ブッ込み”に対し、ルイは一瞬でエクスタシーに達した。
「ああんっ‥‥あっ、あっ、あっ!」
シバの腰がグラインドするたび、恐怖や苦痛ではない涙が目からこぼれていく。
また別のカラミのシーンでは、むしろルイが主導権を握るように口にする。
「アタシ、ノーマルでもイケるから‥‥」
この変幻自在なスタイルが「小悪魔女優」としての吉高の本領発揮だろう。
「強烈な女優魂を感じさせる人ではない。今回の朝ドラにしても『私でいいのか、まったく自信がない』と漏らすんですよ。さらに『10年後も女優をやっているかわからない』とも。ただし、目の前の仕事は全力でこなすし、この『蛇にピアス』でも、もっと踏み込んだヌードシーンになってもいいと思っていたそうです」(コトブキ氏)
映画は恋人のアマが何者かに惨殺されたことから急展開する。その死体は全身にタバコの火が押しつけられ、手足の爪を全て剥がされ、陰部にはお香が差し込まれている。
そのお香は、彫師のシバの店にあるものと同じ。アマを殺したのはシバなのだろうか‥‥。そんな疑念を持ちながらも、ルイは再びシバに抱かれる。
「大丈夫、アマを殺したのがシバさんであっても、アマを犯したのがシバさんであっても」
それはルイが見いだした結論である。全編で実に6回ほど繰り広げられたハードなカラミを、秋本氏は高く評価する。
「入れ墨が入ってのセックスシーンは、さらにそそられるものがありました。彼女の華奢だけど動きがしなやかな裸には、背中でうごめく龍と麒麟が絶妙にマッチしていた」
この衝撃作をきっかけに、吉高はメジャーな映画、ドラマ、CMに欠かせない女優に成長。ただし、セクシー描写はこの1本きりである。
「あれから6年がたって、奔放な男性遍歴で磨かれたボディを、もう1度、見せてほしい」(秋本氏)
かつて大竹しのぶは朝ドラヒロインに抜擢されながら、映画での初ヌードを同時にこなして話題になった。吉高が大女優への階段を上るためにも、2度目の“壮絶なカラミ”をぜひとも期待したい。