[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「キンカメ産駒の2頭に大注目!」 ツイート 2015/12/17 朝日杯FSが行われる阪神芝1600メートルはディープインパクト産駒が勝ち星の30%以上を占める独占状態(データは14年以降)。昨年末の同コースで行われた阪神JFも、唯一のディープ産駒ショウナンアデラが1着。続く朝日杯FSも唯一のディープ産駒ダノンプラチナが優勝。 まずは、今年もディープインパクト産駒を探すわけですが‥‥なんと、今年は1頭も登録を行っていません! 朝日杯FSにディープ産駒が出走しないのは、もはやこの時期お決まりのフレーズにすらなりつつあります。 「社台グループがディープ産駒を温存するから」 これも何度も書いていることですが、マイルの2歳G1は野球で言うところの甲子園みたいな舞台ですから、ここで本気を出して壊れてしまっては元も子もありません。 特にディープ産駒は、体ができてなくても頑張ってしまう精神力のある血筋。先日ボクも出演させてもらっている「競馬血統研究所」という番組で藤沢調教師にインタビューした際も「ディープの血筋は体ができていなくても頑張ってしまうから気をつけなければいけない」といった趣旨の発言をされていました(なお、藤沢師はディープインパクトの姉と弟を管理していましたし、ディープ産駒でもG1を勝っています)。 ただし、今年の社台グループ生産馬はディープ産駒以外の有力馬をそろえてきました。上位独占の可能性は高いです。 中でも注目はキングカメハメハ産駒。昨年の同コースの桜花賞、牡馬クラシックの皐月賞、ダービーもキンカメ産駒とディープ産駒しか連対してないんですから、ディープ産駒がいないならキンカメ産駒の出番でしょう。 単勝の確率が最も高いのはリオンディーズ。兄はジャパンカップを圧勝したエピファネイア。母のシーザリオは日米両方のオークスを優勝。桜花賞は差し届かず2着でしたが、当時は短い直線。今の朝日杯FSと同じコースなら楽勝だったでしょう。 不安点をあげるとすれば、同馬は兄以上に激しい気性の持ち主。内すぎる枠だと不安は大。武豊騎手の全G1制覇をJRAがアシストしたいのなら内枠に入れるべきです(笑)。 なお、ご存じのとおり、武豊騎手騎乗予定のエアスピネルもキンカメ産駒。有力馬です。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。 タグ: 亀谷敬正,一攫千金穴馬ドリル,競馬,予想,ブログ,コラム,2015 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [茨城県] [東京都] [長野県] [奈良県] [熊本県] [三重県] [東京都] [岡山県] [静岡県] [茨城県]
朝日杯FSが行われる阪神芝1600メートルはディープインパクト産駒が勝ち星の30%以上を占める独占状態(データは14年以降)。昨年末の同コースで行われた阪神JFも、唯一のディープ産駒ショウナンアデラが1着。続く朝日杯FSも唯一のディープ産駒ダノンプラチナが優勝。
まずは、今年もディープインパクト産駒を探すわけですが‥‥なんと、今年は1頭も登録を行っていません! 朝日杯FSにディープ産駒が出走しないのは、もはやこの時期お決まりのフレーズにすらなりつつあります。
「社台グループがディープ産駒を温存するから」
これも何度も書いていることですが、マイルの2歳G1は野球で言うところの甲子園みたいな舞台ですから、ここで本気を出して壊れてしまっては元も子もありません。
特にディープ産駒は、体ができてなくても頑張ってしまう精神力のある血筋。先日ボクも出演させてもらっている「競馬血統研究所」という番組で藤沢調教師にインタビューした際も「ディープの血筋は体ができていなくても頑張ってしまうから気をつけなければいけない」といった趣旨の発言をされていました(なお、藤沢師はディープインパクトの姉と弟を管理していましたし、ディープ産駒でもG1を勝っています)。
ただし、今年の社台グループ生産馬はディープ産駒以外の有力馬をそろえてきました。上位独占の可能性は高いです。
中でも注目はキングカメハメハ産駒。昨年の同コースの桜花賞、牡馬クラシックの皐月賞、ダービーもキンカメ産駒とディープ産駒しか連対してないんですから、ディープ産駒がいないならキンカメ産駒の出番でしょう。
単勝の確率が最も高いのはリオンディーズ。兄はジャパンカップを圧勝したエピファネイア。母のシーザリオは日米両方のオークスを優勝。桜花賞は差し届かず2着でしたが、当時は短い直線。今の朝日杯FSと同じコースなら楽勝だったでしょう。
不安点をあげるとすれば、同馬は兄以上に激しい気性の持ち主。内すぎる枠だと不安は大。武豊騎手の全G1制覇をJRAがアシストしたいのなら内枠に入れるべきです(笑)。
なお、ご存じのとおり、武豊騎手騎乗予定のエアスピネルもキンカメ産駒。有力馬です。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。