[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」「函館2歳Sは『先行経験』が重要」 ツイート 2018/07/19 函館2歳Sの出走馬の多くは芝1200メートルを勝ち上がってきます。そして、前走の走破タイムが比較対照のよりどころになるため、タイムのいい馬が人気になりやすいのです。 しかし、函館2歳Sは前走の走破タイムとレース結果には、それほど強い相関関係はありません。 重要なのは、前走の「先行経験」と「血統」です。 過去5年で馬券になった15頭中13頭が前走函館芝1200メートル組。馬券になった馬は全て前走3コーナーで5番手以内の経験があります。 そこで、前走の函館芝1200メートルを「3コーナー5番手以内」に「先行」していた馬を「持ちタイム1分10秒5以下」の速いグループと「持ちタイムが1分10秒6以上」の遅いグループの2つのグループに分けて分析した場合、「速いグループ」は複勝率37%、複勝回収率105%。「遅いグループ」は複勝率38%、複勝回収率197%となります。 走破タイムが「速い組」と「遅い組」では、的中率はほぼ同じ。「遅い組」のほうがタイムのぶん、人気が落ちるので、馬券的にはおいしい=回収率が上昇します。 また、血統も重要です。スピード、仕上がりの早さとダート1200メートル適性が問われやすいレースでもあり、米国血統が走りやすい傾向にあります。 過去5年の二桁人気で馬券になった4頭中3頭は父が「米国型」。14年に11番人気で2着したタケデンタイガー、16年に13番人気で3着したタイムトリップ、17年に12番人気で2着のウインジェルベーラの3頭は父が米国型です。 もう1頭の15年に10番人気で3着となったヒルダは母父が米国型ノーザンダンサー系のヨハネスブルグでした。 血統の国別分類はホームページで無料公開している出馬表(スマート出馬表)を参照してください。 アスターペガサスの父ジャイアンツコーズウェイは、米国型血統も母父も米国型血統のトリッピ。父は自身も2歳時にフランスの芝1400メートルGⅠレースを優勝。産駒も2歳GⅠで実績を残しています。洋芝適性、2歳戦適性、スプリント適性のいずれも優秀な種牡馬です。 トーセンオパールは、父が米国型のスウェプトオーヴァーボード。父フォーティナイナー系で昨年12番人気で2着したウインジェルベーラも同系です。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。 タグ: 亀谷敬正,一攫千金穴馬ドリル,競馬,予想,ブログ,コラム エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [秋田県] [静岡県] [東京都] [愛媛県] [静岡県] [東京都] [茨城県] [北海道] [熊本県] [宮城県]
函館2歳Sの出走馬の多くは芝1200メートルを勝ち上がってきます。そして、前走の走破タイムが比較対照のよりどころになるため、タイムのいい馬が人気になりやすいのです。
しかし、函館2歳Sは前走の走破タイムとレース結果には、それほど強い相関関係はありません。
重要なのは、前走の「先行経験」と「血統」です。
過去5年で馬券になった15頭中13頭が前走函館芝1200メートル組。馬券になった馬は全て前走3コーナーで5番手以内の経験があります。
そこで、前走の函館芝1200メートルを「3コーナー5番手以内」に「先行」していた馬を「持ちタイム1分10秒5以下」の速いグループと「持ちタイムが1分10秒6以上」の遅いグループの2つのグループに分けて分析した場合、「速いグループ」は複勝率37%、複勝回収率105%。「遅いグループ」は複勝率38%、複勝回収率197%となります。
走破タイムが「速い組」と「遅い組」では、的中率はほぼ同じ。「遅い組」のほうがタイムのぶん、人気が落ちるので、馬券的にはおいしい=回収率が上昇します。
また、血統も重要です。スピード、仕上がりの早さとダート1200メートル適性が問われやすいレースでもあり、米国血統が走りやすい傾向にあります。
過去5年の二桁人気で馬券になった4頭中3頭は父が「米国型」。14年に11番人気で2着したタケデンタイガー、16年に13番人気で3着したタイムトリップ、17年に12番人気で2着のウインジェルベーラの3頭は父が米国型です。
もう1頭の15年に10番人気で3着となったヒルダは母父が米国型ノーザンダンサー系のヨハネスブルグでした。
血統の国別分類はホームページで無料公開している出馬表(スマート出馬表)を参照してください。
アスターペガサスの父ジャイアンツコーズウェイは、米国型血統も母父も米国型血統のトリッピ。父は自身も2歳時にフランスの芝1400メートルGⅠレースを優勝。産駒も2歳GⅠで実績を残しています。洋芝適性、2歳戦適性、スプリント適性のいずれも優秀な種牡馬です。
トーセンオパールは、父が米国型のスウェプトオーヴァーボード。父フォーティナイナー系で昨年12番人気で2着したウインジェルベーラも同系です。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。